【無料テンプレート付で採択率アップ!】小規模事業者持続化補助金(一般型)の申請書の書き方を解説

今回は小規模事業者持続化補助金申請書の書き方を「にこいち会議所」が用意したフォーマットを使って申請書の書き方や詳細を無料で解説し、自力での申請書完成を目指したいと思います。実際に採択となった実績があるテンプレートなので、参考にしていただければ幸いです。

こういったテンプレートを同業他社では、20,000円程度で販売するみたいですが、にこいち会議所では商品化まで至らなかったので、作成したフォーマットを解説していきたいと思います。

以下の記事では申請書の概要を紹介していますのでまだ見ていない方はこちらもご覧ください。

この記事の内容

にこいち会議所の持続化補助金テンプレートはこちらから

早速、弊社で活用しているテンプレート(Word・PDF)を以下で無料でダウンロードできますのでご利用ください。

まずは注意事項です

弊社独自で活用しているテンプレートなので採択を保証するものではありません。申請書作成時は本ページのみの中身を採用するだけでなく、認定支援機関や他社のアドバイスも参考にしてください。

無料テンプレート

無料テンプレート

以下からは、にこいち会議所でオススメする記載内容や方法を紹介していきます。

自社の現状と経営課題の整理

企業概要

企業概要を簡単に説明

企業概要

まずは、2~3行程度で自社がどんな事業を実施しているか記載しましょう。

1行目は2行目以降を読んでもらうためにも大切な場所です。
どんな事業・会社かわかってもらうことで次に書いてある情報が入りやすくなってきます。

また、店舗や事務所があれば、審査員がイメージしやすい表や写真等を活用しましょう。

本や新聞を読む時に続きが気になる時って始めの数行で決まることが多いですよね。

企業の沿革

企業の沿革

企業(個人事業主も含む)が成り立つまでに歩んだ道のりを年数ごとに書いていきましょう。

創業までの経緯といた現在の事業が実現できてきた根拠だけでなく、今回の事業も実現できそうなや事業の許可証や資格等もあると良いですね。

代表者の実績を載せることも良いですよ

表は、行を増やしたり減らしたりしてください。入力後は、表のデザインタブから罫線を消すと見栄えが良くなります。

取扱製品(商品・サービス等)

取扱製品

自社の取扱商品を説明することで審査員に対して事業内容をより明確にしましょう。
売上構成比が高い順番で記載することで主力商品やサービスを提示することができます。

表の中にある【特徴・詳細】も記載するいことで審査員が商品についてイメージしやすい状況を作りましょう。

経営状況

経営状況

自社の経営状況を簡単に説明した後、売上等の数値でわかる経営状況を示しましょう。
申請する時、決算が近い場合は、●●年●月期(見込)といったように、決算見込を記載しておきましょう。詳細欄には対前年度との比較や数値の根拠等を入れると良いですよ。

顧客ニーズと市場の動向

顧客ニーズと市場の動向

市場動向

●●業界について

自社が行っている事業の業界について記載しましょう。個人的な意見ではなく、できるだけ公的なデータや調査の内容を記載しましょう。

調査ってどのようにしたら…

調査は、インターネットでも検索できる情報でも大丈夫です。例えば、事業再構築補助金では、【グラレスタ】を活用した調査を推奨していますよ。

検索方法もシンプルでわかりやすいですよ

他にも、例えば、美容業界で言えば、【ホットペッパービューティ(リクルート)】等、独自で多数の調査をしている企業や国が統計したデータをわかりやすくしてもありますので参考にすると良いです。

データを引用する場合は、「出典」や掲載しても良いかどうかをサイト上で確認してから活用しましょう。中にはインターネットでは閲覧することができますが、掲載許可が出ていない情報もあります。

新型コロナウイルスの影響

2020年から新型コロナウイルスの影響で事業に影響が出ている事業や業種は多数あります。【一般型】ではありますが、自社の業界でコロナウイルスの影響があれば記載し、自社の影響も簡単に記載しましょう。

記入スペースがあるならば、月別の売上推移や根拠となる情報が記載されているとより具体的になります。

当社への事業動向・顧客層

前述までの市場動向やコロナウイルスの影響を踏まえて、現状、業界の動きが自社にどのような影響があるかを記載しましょう。
にこいち会議所では、業界の動きが自社の顧客にどのような影響があるのかを顧客層のグラフを作ったりすることもあります。

動向は、マイナスだけでなく、プラスの要因も書くことをオススメしていますよ。

自社や自社の提供する商品・サービスの強み

当社の強み

自社の強みは最低でも3~4つ程度は書きましょう。
番号の後ろは箇条書きのように端的に書き、その下で文章や図解、データを使って【強みの根拠】を説明しましょう。

強みの根拠って何?

例えば、デザイン賞で受賞したことがある等、事業の中で出た実績や顧客の評価等ですね。

自社独自の取組を記載することもOKですよ

競合との差別化について

競合との差別化

強みを書いたところで、その強みを活用している結果、他社や競合とどのように差別化できているかを見える化できる表や文章を作成しましょう。

比較方法は事業内容によっても違うと思いますので参考例です。

現在、書いてある表は「例」となっていますので、編集してください。
項目が多い場合は行を削除し、少ない場合は自由に足してください。
現状は、マーケティングの4P(商品・価格・販売場所・販売促進)を記載しています。

経営方針・目標と今後のプラン

事業拡大に向けた当社の今後のプランについて

本事業を通じて、将来に自社で実現したいプランや目標を記載しましょう。

少し長期的な方針ですね!

現状の課題

前述に書いた今後のプランを実施するためには、現状、どのような課題があるのかを見える化しましょう。
にこいち会議所では、テーマと詳細といったように分けて書くことをオススメしています。

また、今回の事業を実施するにあたって、直面している課題を記載しておくことで繋がりを作りましょう。

課題の解決方法

前述の課題を解決するために、どんな解決方法があるのかを記載していきましょう。

この解決方法の中に、今回の事業で実施することを記載しておきましょう。

今後目指すビジネスモデル

今後、長期的に目指そうとしているビジネスモデルがあれば記載しましょう。

もし、 ビジネスモデルの図解を作成する際は、PowerPoint等で図解を作成することがオススメです。

図解の参考例

Googleでビジネスモデルの図解で調べるとたくさんの検索結果が出ると思われますが、にこいち会議所では、【ビジネスモデル図鑑2.0】を参考にして作成するようにしています。

購入しなくてもGoogleでビジネスモデル図鑑を検索するといくつか例が出てきますね

今後のスケジュール

自社の目標達成に向けて1年ごとに実施内容を記載しましょう。にこいち会議所では、少し長期的な目線で見るためにも1年ごとに実施していきたい内容を書いています。

補助事業で行う内容

補助事業で行う事業名

30文字以内で今回行う事業名を記載しましょう。

30文字という少ない文章ですが、今回の事業がどんな事業でどんな効果を得ることができるかを記載していると審査員がイメージを持てるので、次の項目以降の内容が頭に入りやすくなりますよ。

30文字以内の事業名を考える方法

事業名を決める大切さをお伝えしましたが、どうやって作ったら良いのか…
ということで2点お伝えしたいと思います。

① 過去の採択結果を参考にする

一番早いことは「マネする」ということですね。以下のサイトで過去の小規模事業者持続化補助金で採択となった企業名と事業名が書いてありますので参考にしてください。

全部マネするのはNGです。不採択となる可能性も十分あります。

あくまで参考にしてくださいね

② コピーライティングを学ぶ

2点目は「コピーライティングを学ぶ」ことです。少ない文章で相手に想像してもらったり興味を持ってもらうためには、コピーライティングを学ぶことをオススメしています。

以下では読みやすいコピーライティングの書籍を紹介しておきます

販路開拓等の取組内容

補助事業の実施概要

まずは、企業概要と同様に、2~3行程度で今回の事業の概要をわかりやすく記載しましょう。

補助事業の実施背景

「なぜ」、今回の事業を実施するのかを詳しく記載しましょう。

コロナの●●な影響を受けて●●となったから、●●を根拠に●●を実施する

当社が実施している●●の業界では、他に●●のニーズが高まっている。

などなど、自社の事業や新しく挑戦しようとしている事業を実施するりゆうとして具体的な根拠を示しましょう。

補助事業の実施内容

今回、設備投資や投資する内容について概要と実施する内容の詳細を書いていきましょう。
複数の投資がある場合は、②・③と続けて書いていきましょう。

記入できるスペースがあれば、依頼する企業や見積金額、イメージができる写真や図を入れることで具体性を強めていきましょう。

にこいち会議所ではWordで表の挿入を活用することをオススメしています。

事業スケジュール

実施する事業が書けたら、発注や導入、本格稼働等をどのようなスケジュールで実施するか書いていきましょう。
図にある表は、ものづくり補助金や事業再構築補助金でもよく使っている図です。

販路開拓のための具体的な取組内容

今回の事業で成果を得るために必要な取組を具体的に示すことで実現可能であることを示しましょう。

設備導入や広告等、事業に投資すればOKというわけではなく、投資をすることがスタートなので、投資したあとにどのような取組をすることで販路拡大や売上増加を実現できるのかを具体的に書きましょう。

この具体的な深堀りができていないと、「ただ、投資するだけで実現性が低い」と見られてしまう可能性がありますのでしっかりと具体的に書きましょう。

例えばHP(ホームページ)を作るとしたら…

具体的な取組内容の具体例を作りました。

例えば、HPを制作すれば、販路拡大できる可能性は高まります。しかし、何もしなければ、投資効果は少ないでしょう。
なので、どうやって効果を最大化できるか今から目標や行動を決めておくことで具体性を高めるだけでなく、実現性を高めていきましょう。

アクセスを伸ばすために●●をし、月間●PVを目指す。その内、●件から問い合わせを受け、●件の見積、●件の注文を獲得する。
●●は●●をターゲットに●●する。

など、たくさんありそうですね!

業務効率化(生産性向上)の取組内容

公募要領のP33に記載してある内容に該当する場合は、具体的に記載してください。

該当していない場合は記載しなくて大丈夫ですよ。

補助事業の効果

補助事業実施による効果

上記の補助事業と具体的な取組を行った結果、どのような効果を得ることができるのかを記載していきましょう。

数値化が難しい【定性情報】だけでなく、数値化が可能な【定量情報】も記載しましょう。

また、一度にすべての効果を説明するのではなく、1つの効果に対して1つずつ説明するとわかりやすいです。

箇条書きをして説明するスタイルですね

補助事業実施後の売上予測

今回の事業を行った後の売上について記載していきましょう。
売上を分けることができる事業であれば、図のとおり、既存事業と本事業で売上を分けて算出し、合計金額を出しましょう。

にこいち会議所では、3年間程度の売上予測を出すことをオススメしています。

例えば、既存事業が対面販売で、補助事業がネット販売の場合は分けることができそうですね。

補助事業実施後の収支予測

今回の事業を実施した上で、全体の売上や利益を算出し、今回の事業をきっかけに企業全体として良い経営状況となることを目指していきましょう。

記載するスペースがあれば、当期利益(個人事業主であれば所得金額)まで記載しましょう。

総評

今回の事業計画のまとめです。記載するスペースが無い場合は書かなくてよいです。

まとめ

以上、ここまで長々と書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
これだけでは不足な点もあるかもしれません。

申請書を提出される際、民間コンサルだけでなく、商工会議所や商工会で相談を受けることも可能ですのでぜひ、活用できそうなサービスは活用してみてください。

この記事を見ていただいた方が採択となることを祈っています。

申請書の概要編はこちらから

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