11月30日、事業再構築補助金の第3回公募の採択結果が発表となりました。
今回は、20,307件(前回:20,800件)の応募に対して9,021件(前回:9,336件)が採択となり、採択率は44.4%(前回44.9%)と採択率は横ばいな動きですね。
今回、目立ったのは「最低賃金枠」です。やはり、国が力を入れているだけあって採択率は高いですね!では、早速、詳細を確認し、今後、どう活かせそうかみていきましょう。
事業再構築補助金の結果は以下のサイトをクリックです
補助金交付候補者の採択結果 | 事業再構築補助金
事業再構築補助金交付候補者の採択結果を、最新公募回分と一部過去の公募回分掲載しています。
この記事の内容
最大1,500万円の補助金が採択率80%という事実
全体の採択率は44.4%と前回並みですが、今回、最低賃金枠の採択率は異常です。全体の採択結果と合わせて確認してみましょう。
どれどれ・・・っと
最低賃金枠を赤枠で囲っていますが、469件の応募に対して採択が375件で79.9%、書類不備等がなく、審査の土台に立った申請件数が428件に対して採択が375件で87.6%と超高採択率となっています。
87.6%ってほとんどが採択じゃないですか!私の会社も出しておけば・・・
今後の事業再構築補助金の申請にどう活かすか
国の政策としても事業再構築はコロナ対策の課題としているようです。その中でもとりわけ意識が強いのが、「賃上げ」ということが事業再構築補助金の結果を見てもわかると思います。
「一般枠」や「緊急事態宣言枠」でも賃上げに関する計画内容がしっかりあると採択率を上げることに繋がりそうですね。
投資内容と今後の事業運営に見合った賃金上昇を計画する必要がありますので、ご注意ください。