【無料テンプレート付】事業再構築補助金の事業転換を2つのステップで解説しました

事業再構築補助金の事業再構築の「事業転換」について大きく分けて2つのステップで解説していきます。

事業再構築補助金で「事業転換」を検討している方はぜひ確認してみてください。

ページの途中では、「にこいち会議所」が独自で作った無料で使えるフォーマットを準備しています。

「にこいち会議所」が事業計画書を書き始めるときは、今回実施する新規事業がどの分類や指針に該当するかを審査員が確認しやすいことをオススメしていますので、事業計画書の1ページ目に利用することがオススメです。

フォーマットのダウンロードは会員登録やメルマガもなし。
自分で事業計画書を書けるようになるお手伝いができれば嬉しい限りです。

この記事の内容

【事業再構築補助金】事業転換の確認方法について

タイトルにもあるとおり今回は事業再構築補助金の5つの定義の内、「事業転換」を説明していきます。

もし、事業再構築補助金の指針について、自社の該当する分類を確認したい場合は下記ページをご覧ください。

事業再構築5つの指針

まずは、事業転換の概要から確認していきましょう。

事業再構築指針の手引きより
  1. 「事業転換」とは新たな製品等を製造等することにより、主たる業種を変更することなく、主たる事業を変更することを指します。
  2. 「事業転換」に該当するためには、『製品等の新規性要件』、『市場の新規性要件』、『売上高構成比要件』の3つを満たす(=事業計画において示す)必要があります。

主たる業種・事業ってなに?

新分野の該当する3つの必要がわかりにくい!

今回はそんな2人のために事業転換を確認するステップを図で確認していきましょう。
今回は4つのOKがとれれば、該当の確認は終了です。

事業転換・事業計画書を作成するためのおすすめ手順

では、各STEPの説明に入る前に事業転換についてまとめたテンプレートを準備していますので、良かったらダウンロードしてください。

WordとPDFで準備しているよ

スマホで見る人もいるからね

【事業再構築補助金】事業転換をまとめたテンプレートをダウンロードできます

事業計画書で業種転換をまとめるためのフォーマットを作成しました。

MicrosoftのWordで製作し、PDFでもダウンロードできるよう添付しています。

中小企業庁が参考書類で掲載している事業計画書の1ページ目に該当する内容となっていますので事業転換の内容をまとめたり、審査員が見て申請要件に当てはまっているか確認しやすくするため等にご利用ください。

注意!!

あくまでも「にこいち会議所」が作成したものであり、採択になる書類であるかはわかりません。

もし、申請書にご利用される場合は自己責任でお願いします。

Step① 事業転換では主たる事業を変更すること

事業の転換について概要を知った上で新規事業を検討する

一見、簡単そうに見えないですか?「●●業」みたいな感じですかね?

これをきちんと調べていないと痛い目を見るよ。
場合によっちゃ、申請書をやり直すとか…

事業を確認することは、事業再構築補助金の申請書を作成する上で基本であり、重要な部分です。
ここをおろそかにしてしまうと「事業転換」ですらない可能性もあるので下記サイトから確認しておきましょう。

業種と事業の確認はこちらから

仮にホテル業を営んでいる人は下図の感じだね

日本標準産業分類でホテル事業者の事業を確認しました

事業を変える場合は、「中分類・小分類・細分類」のどれかを変えないといけない

「事業」を変えるときは、大まかな業種が変わらないから既存事業のノウハウが活かせそうだね。

【事業再構築補助金】ホテル事業者を飲食業へ事業転換させてみました

以下の図はホテル事業者がホテルで提供する料理の腕をふるって飲食店経営をした場合の事業転換です。

ホテル事業者が飲食店へ事業転換(仮)

Aさんの場合、中分類の宿泊業を飲食業に転換して高級レストランを開くのも良さそうね♪

繰り返しになりますが、今の事業と今回、挑戦する新規事業について、業種と事業の区別が大切です。

間違った指針を選択して、要件に該当しないケースもあるので本当にご注意ください!

調べ方や定義の確認は別の記事で解説していますので、こちらから確認してくださいね。

自社の業種と事業の確認方法はこちらから

Step➁事業再構築指針の事業転換で満たさないといけない3つの要件

新規事業の内容が決まったら、『製品等の新規性要件』、『市場の新規性要件』、『売上高構成比要件』を満たせるか確認していきましょう。

この要件は全部満たす必要があるよ。
まずは、『製品等の新規性要件』を見ていこう。

【事業転換】3つの要件その1:『製品等の新規性要件』

製品などの新規性要件は3種類あり、それらを全部みたしていないといけない

c

次が3種類の要件だよ

製品等の新規性
3つの要件
  1. 過去に製造等した実績がないこと
  2. 主要な設備を変更すること
  3. 定量的に性能又は効能が異なること

なんか、難しそうな言葉もある…

こっからは、NGとOKの例を入れて説明していくから安心して♪

過去に製造等した実績がないこと

OK!

新しい挑戦することで今の業績を再構築

NG!

過去に実施したことがある事業

NG例)ケーキ屋が昔作ったプリンを再度開発

じゃあ、今回は、昔に作ったことがあるシュークリームを販売してみようかな。申請書、作らなきゃ♪

う~ん…人の話聞いてたのかな…(笑)?

② 主要な設備を変更すること

OK!

補助金を使って設備を変更することで新規事業を進めていきましょう!

今の設備でも新しい業種の新製品を作れるかもしれないのに…

せっかく補助金があるんだから新しい設備を使って良い製品作ろうよ!

NG例)ケーキ屋が新しくプリンを開発

今の設備よりグレードの高いオーブンを買って、新製品のプリンを作ろうかな♪

新しい製品ではあるけど、その設備だと、ケーキを焼くときにも使えるからNGだよ
種類の違う設備で新しい挑戦をしよう!

③ 定量的に性能又は効能が異なること

うーん…どういうこと?

まずは、例で確認しよう!

例)比較したいけど…

既存事業

飛行機部品を作ってるよ

今回の事業

補助金で医療機器部品を作れる設備を導入するよ。
飛行機部品の製造技術を活かすんだ。

比較したいけど…

飛行機部品と医療機器部品は比較が難しいし、導入する設備も違いが多すぎて説明できない。

OK!

事業転換する時点で製品やサービスを変更するから比較できるケースは少なそう。

上記のとおり、比較できない場合は、比較できない理由を申請書で説明すれば大丈夫ですのでご安心ください。

事業転換の新規性がハードルが高いのでは?と心配する人のために

新規性といっても、日本一みたいに、あっと驚く新製品やサービスは作れないですよ…

大丈夫!新規性は「自社」にとっての新規性だよ。
これは、事業再構築指針のP5の下に書いてあるから安心して♪

事業再構築指針:P5

「新規性」とは、事業再構築に取り組む中小企業等自身にとっての新規性であり、世の中における新規性(日本初・世界初)ではありません。

結構小さく書いてある…

新製品は自社ベースで考えたらOK。けど、ライバルが多すぎることはよくない。

【事業転換】3つの要件その2:『市場の新規性要件』

事業再構築指針で公表されいてる事業転換(市場の新規性要件)

既存製品等と新製品等の代替性が低いこと

ちょっと説明が長くなるので、まず結論から…

新規事業と既存事業の相乗効果で業績拡大となる事業計画を作ろう。

よし。じゃあ、説明に入ろう。

うーん…
代替性ってどういう意味?

代替性とは

代わりになれる性質・性能

代替性が低いということは、代わりになりにくいということ

既存事業と新規事業の違いがはっきりしていて、どっちもうまくいかない…っていう状況を防ぐということですね。

そう。どちらかの事業がうまくいくのではなく、それぞれの良さを活かすことで相乗効果生むことになることが理想だよ。

OK!

既存事業と新規事業の種類が違うけど、相乗効果で売上UP!

NG!
  • 新規が既存の製品・サービスが似ている
  • 既存と新規の種類は違うけど、相乗効果が狙いにくい
  • 既存と新規のどちらかが崩れて経営がうまくいかない…

新製品を販売したけど、既存製品が売れなくなって、売上が大きく下がったよ…

なんてことがないように事業計画を立てて実施しよう!

既存の事業があってこその新規事業ですもんね

しっかりとした計画書をつくらなくっちゃね

【事業転換】3つの要件その3:『売上構成比が最も高い』

事業再構築指針で公表されいてる事業転換(売上高構成比要件)

事業転換の場合、新しく始めた事業(中・小・細分類)が今までの事業の売上の中で最も高い比率の計画でないといけない。

この売上の目標は新規事業を開始してから3~5年間の間に達成する計画としなければいけません。

具体例で見ていこう

例)3年後に新規事業がメインの事業になる

STEP
事業開始前

既存のホテル事業(宿泊業・中分類)は年商2,000万円。

さあ、今回は、中分類を転換してレストラン(飲食業)をスタート!

STEP
3年目に総売上が5,000万円になる!
  • 既存事業の売上は2,000万円で維持できた
  • 新規事業のレストランは売上3,000万円に成長!

3,000万円(新規事業)>2,000万円(既存事業)

新規事業が既存事業より売上比率が大きいから要件達成!

ホテルで提供していた料理が外食で食べれて、成功した様子だね♪

わたしも食べたい♪

事業転換のまとめ

事業転換
  • 業種と事業をしっかりと区別して既存事業と新事業の整理をすること
    • 中・小・細分類のどれかを転換すること
  • 3つの要件をすべて満たすこと
    • 過去に製造等した実績がないこと
    • 既存製品等と新製品等の代替性が低いこと
    • 新規事業の売上構成比が最も高くなること

事業転換は、自分たちが実施したことがない事業(中・小・細分類)を新規の市場で実施すること。

そして、3~5年後は、新事業が事業分類ベースで1番大きな売上となっている計画書をつくること!

新しい市場への進出チャンス!
補助金を使って事業を大きくしよう!

みなさんの申請書が採択されますように♪

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