こんにちは。にちこいち会議所です。
2022年4月から「乗車定員が11人以上の白ナンバー車1台以上を保持する企業」と「白ナンバー車5台以上を保持する企業」は業種に関わらず、アルコールチェックが義務化となりました。
今回、にこいち会議所では、小規模の事業者が安く・カンタンに管理を済ますにはどのようにすれば良いかを書いていきたいと思います。
アルコールチェックの義務化に関する内容は、以下の記事が参考になりましたので、こちらをご覧ください。
使い勝手の良いタニタのアルコールチェッカーを準備
アルコールチェック義務化では、アルコールチェッカーを2022年10月から利用する必要があります。
2022年10月までは口頭確認でもOKです
最近、「中小企業のデジタル化」とメディアや取引先との会話で聞く機会が増えていますが、今回のアルコールチェックは少しアナログで良いと思います。
にこいち会議所のオススメは㈱タニタ製のアルコールチェッカーです。
以下のサイトは、㈱タニタのHPアドレスです。価格は、楽天やAmazon等を確認しましたが、Amazonが1番低い価格で5,438円(4月12時点)でした。
1年間もしくは、1,000回以上の利用で買い換えが必要となりますが、他の商品と比較しても購入しやすい金額となっています。
アルコールチェック後は毎日記録
アルコールチェック後は、記録する必要があります。記録内容は、以下の4点が網羅している必要があります。
- 検査日時
- 検査実施者の名前
- 検査を確認した第三者の名前
- 検査結果
では、紙とデータの2種類で保存方法を見ていきましょう。
紙で毎日記録
まずは、紙で記録です。実は、筆者が、何年も前から銀行に勤めていた時、この法律に関係なく、毎朝、全員が各上司の前でアルコールチェックしていました。
アルコールチェック表には、職場の同僚全員の名前、当日の日付、アルコールチェックの数値を書く欄、上司が確認印を押す欄がありました。
今回は筆者の事例を記載しますね
毎朝、各課で上司の前にてアルコールチェッカーに息を吹きかけます。
アルコールチェック後は、アルコールチェック表にある自分の名前の横に結果を記入し、課の全員がアルコールチェックを終えると上司が部下の横に確認印をボンボン押します。
1枚のチェック表で職場全員がアルコールチェックを交代で行います。
全員のアルコールチェックとチェック表に漏れがないことを確認できたらアルコールチェック表を綴っているファイルに格納して完了です。
これを毎営業日行ってました。
各課でアルコールチェック表を作ることも考えてもらいたいものでしたが、結果的に紙が増えるという理由で、職場で1枚というルールになってました。
次は、データで管理する方法を紹介してみます。
データで記録
データでの記録は、多くの事業所で利用しているMicrosoftのExcelやGoogleのスプレッドシートで以下の4点が網羅されていれば大丈夫です。
- 検査日時
- 検査実施者の名前
- 検査を確認した第三者の名前
- 検査結果
出勤後、確認者の前にてアルコールチェッカーに息を吹きかけます。
確認者がとりまとめて、アルコールチェックの結果シートを作成
毎営業日ごとにシートを作成して1週間や1ヶ月経過するごとにファイルを別に作成してわかりやすく保存しておく。
明らかにデータでの保存が楽なのでオススメしています。おそらく5分程度の業務ではないでしょうか。
また、日報にアルコールチェックの欄を設けて、記録することもOKみたいなので、自分の会社にあった実施方法で試してください。