こんにちは。にこいち会議所です。
みなさま、確定申告は順調でしょうか。今回は、マイナンバーカードを持っていないけど、電子申告をすることを目指すための記事となっています。
最近は、書面での提出ではなく、電子申告でないと65万円控除が利用できない等、国自体が、書面から電子での申告にシフトしてもらいたい様子です。
ただ、確定申告の電子申請は、原則、マイナンバーカードやICカードリーダー等が必要となります。
しかし、2022年はマイナンバーカードを作るとマイナポイントがもらえるキャンペーンがあるかもしれないと話が出ていましたので、我が家も含めてマイナンバーカードを作るタイミングを考えている事業者は多いのではないでしょうか。
そこで・・・
どちらもない人は電子申告できないの!?
という人のために、今回は、マイナンバーカードを持っていないけど、電子申告をすることを目指すための記事となっています。
マイナンバーカードがなくても確定申告の電子申告はできる
さっそく、結論になりますが、国税庁の確定申告作成コーナーにある【ID・パスワード方式】を活用すれば、電子申告で確定申告することが可能です。
【ID・パスワード方式】は申告する事業者がそれぞれに付与される16桁の識別番号と個人で決めることができる暗証番号(パスワード)です。
ただし、国税庁のサイトでは、以下の記載がありますので、マイナンバーカードは将来的には必要となりそうですね。
ID・パスワード方式は、マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応ですので、 マイナンバーカードの取得をご検討ください。
国税庁:国税電子申告・納税システムより
暫定的な処置なので、マネーフォワードやFREEEといった会計ソフトでは、活用できず、以下の画像やリンクでも示している【国税庁の確定申告作成コーナー】でのみ申告が可能となります。
以下は国税庁のサイト画像になります
【ID・パスワード方式】はどのように発行すればよいか
【ID・パスワード方式】は税務署に訪問して発行することができます。手続きする税務署にもよると思いますが、にこいち会議所が聞き取りした人の結果は以下のとおりです。
- 税務署で提示するものは運転免許証などの本人確認書類のみ
- 必要な時間は20分程度
(聞き取りした人が税務署に入ってから出るまで) - 確定申告等の繁忙期でもスムーズな対応
- 暗証番号は半角英数文字で入力
出来上がったら画像の様な書類を受け取ります
まとめ
この記事を書いた2022年2月7日時点では、マイナンバーカードを作成することでマイナポイントがもらえるキャンペーン第2弾が確認できませんでした。
そのため、マイナンバーカードをまだ作りたくないけど、電子申告をすることで65万円控除のメリットを得たい事業者は少なくないと思いますが、【ID・パスワード方式】を活用すれば、電子申告は可能なので、是非、実践してくださいね。