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【10%以上の成功報酬は要注意】事業再構築補助金の申請代行の相場を知れる記事

こんにちは。にこいち会議所です。

今回は、事業再構築補助金を申請代行する人に向けた注意喚起となる記事です。事業再構築補助金は、行政書士や中小企業診断士等に申請代行してもらう業者が多いのですが、依頼する際、高額な手数料を払うケースが多いです。

手数料の相場と1,000万円の補助金を獲得した場合のシミュレーション、注意点の3点を解説していきます。

手数料の相場について

まずは、結論からいきましょう

手数料の相場
  • 事業計画書作成の着手金・・・10万円(税抜)
  • 事業再構築補助金の採択金額×10%(税抜)

にこいち会議所が調べた手数料の相場は上記のとおりです。

民間のコンサルティング会社や行政書士事務所、銀行で確認を取りましたが、この金額が1番多い結果となりました。

特に、銀行は全行一致していましたね

これよりも安い金額もありましたが、それでも成功報酬の5%程度はかかる様子でしたし、顧問契約を結んでいる企業はより安い企業もいくつかありました。

申請代行手数料を支払った場合のシミュレーション

では、事業再構築補助金の申請代行手数料を払った場合のシミュレーションをしてみましょう。

今回は、以下の条件でシミュレーションを行ってみました。

申請代行シミュレーション
  • 一般型(補助率2/3)
  • 補助事業額:1,500万円(補助金額:1,000万円)
  • 手数料(着手金10万円・成功報酬10%)

採択となった場合、支払う手数料は110万円(税抜)です。

よって、全体の自己負担額は、610万円となるので、補助率は59.3%となります。

申請代行を行うときの注意点

手数料は先払い

今回の調査では、申請代行の手数料は、すべて先払いでの対応でした。成功報酬については、採択発表月締めの翌月末までの支払いが多かったので、採択となった場合のことも考えて依頼しましょう。

事業をやらなくなっても支払いが発生

審査結果までは、2~3ヶ月程度かかります。その間、補助事業を実施しなくなった場合も採択となったら成功報酬を払わないといけませんので、強い覚悟を持って申請しましょう。

代行する側も頑張りますからね

多くの業者が申請のみしか対応していない

多くの業者が採択金額を勝ち取る申請しか対応していません。この申請を実施してから「交付申請」や「実績報告」等、大変なことが待っています。

この大変なことをサポートしない業者がほとんどなので、ご注意ください。

高額な料金設定に注意

今回、調査した料金以上に請求する業者もあります。ネット上では、成功報酬20%で請求する業者もあったと確認していますのでご注意ください。

事業再構築補助金の公募要領でも以下の様に注意喚起しています。

事業計画の検討に際して外部の支援を受ける場合には、提供するサービスの内容とかい離した高額な成功報酬等を請求する悪質な業者等にご注意ください。

事業再構築補助金-公募要領P4
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